読書ときどき神社巡り

寺社仏閣巡りと読書の備忘録

今日の神社:富岡八幡宮

GW中日に天気がよかったので、富岡八幡宮へと散歩に行ってきました。有名どころなのでご存知の方も多いと思いますが、どんなところなのか、見どころ等紹介したいと思います。www.tomiokahachimangu.or.jp

富岡八幡宮は、その名のとおり八幡様を主祭神としてお祀りしている神社です。

門前仲町駅から徒歩で行ける距離にあり、江戸最大の八幡様として親しまれています。

 

門前仲町駅の1番出口を出て通り沿いに少し歩くと、大きな鳥居がお出迎えしてくれます。 

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鳥居をくぐると奥に見える御本殿までは一本道ですが、表参道に入ってすぐの左側には伊能忠敬の像があります。

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伊能忠敬といえば近代日本地図の開祖として有名ですが、全国の測量を行なっていた頃は現在の門前仲町一丁目に住んでいたそうです。

測量の旅に出る前は必ず富岡八幡宮に参詣し、道中の無事を祈願してから出発していたとのことでした。

 

伊能忠敬像の向かい側には、大関力士碑があります。

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富岡八幡宮は相撲との関わりが深く、江戸時代の本場所富岡八幡宮の境内で行われていたそうです。

番付制など現在の大相撲の基礎も、当時の興行の中で築かれていったそうです。

因みに、正面参道を御本殿前まで進み右奥に入った所には横綱力士碑もあります。

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こちらの石碑には歴代横綱の名前が刻まれており、私の一番好きな千代の富士もありました。

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また、富岡八幡宮では毎週日曜日に骨董市が、毎月15日と28日にはフリーマーケットが開催されています。

今回はあまり人が多いと落ち着いて参詣できないと思い避けたのですが、参道脇で猿回しを行なっていました。

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毎日やっているのか、それとも不定期の開催なのかは分かりませんが、偶然こういった催し物を見れると、少し得をした気分になりますね。

 

正面参道を奥まで進むと御本殿があります。

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豪華な造りではありませんが、地元の方や観光に来ている方など参詣する人が絶えず、親しまれている様子が伺えました。

写真の右奥に進むと先ほど紹介した横綱力士碑があり、そのさらに奥では古くなったお札を納めることができます。

こちらでいただいたお札のみの受付となっているようですが、丁寧に祈祷してくださっていましたので、1年経ったら感謝の気持ちとともに新しいお札にするのがよいのではないでしょうか。

 

参詣を終えてから、ちょうどお昼時だったので近くの伊勢屋さんでお昼ご飯を食べて来ました。

www.iseya.ne.jp

こちらは和菓子が有名ですが、食事のできる店舗も併設されています。

麺類のメニューが豊富で、「あ、あれが食べたいな」と思ったときに大体のメニューが網羅されているのが嬉しいです。

今回はお腹が空いていたのでカツ丼をいただきましたが、少し濃いめの味付けで、期待通りの味を楽しめました。

隣の家族連れが注文していた冷やし中華と餃子も美味しそうだったので、次回来た時はそちらにもトライしてみたいですね。

 

富岡八幡宮は、広すぎず狭すぎず、ちょっと散歩がてら出かけるのにちょうど良い神社だと思います。

ちょうど良いとは言っても見所は色々あり、門前仲町という場所柄食事のできる場所も多くあるので、周辺で時間ができたという方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。